FBI捜査官に日本人はなれるのか？FBI捜査官として現場にでるためにやることは？

FBI捜査官に日本人はなれるのでしょうか？

海外ドラマ好きとしては絶対に外せないFBIドラマですが、FBIドラマを見るうちにある疑問が…。

警察官とは一線を画している様子のFBI捜査官。

FBI捜査官とは？FBI捜査官になるには？について調べてみました。

FBI捜査官とは

FBIとはFederal Bureau of Incestigationの略。

アメリカ合衆国唯一の全国的な警察的調査・捜査・逮捕権限をもつ司法省（連邦検察庁）下の組織。政治・治安警察的色合いが濃い。通例は連邦捜査局と訳されるが、捜査だけでなく、はるかに広い強大な権限をもつ。

https://kotobank.jp/word/FBI-37284

FBIはテロなどが関わる国家の安全保障に関わる事件や、アメリカ政府が関わる汚職事件やスパイ活動、そして州をまたぐ大きな事件などを担当する組織です。

FBI捜査官になるには

「FBI捜査官になって国家の安全を守りたい！」と思ったらどうしたらよいのでしょうか？

まず基本的な募集条件はこちら

米国市民であること
23歳から36歳までであること
四年制大学を卒業していること
有効な運転免許証を持っていること
2年以上、正社員として仕事の経験があること

https://jp.indeed.com/career-advice/career-development/how-to-become-fbi

募集要件を満たしたら応募は可能ですが、書類審査、面接、体力テスト、身元調査など選考はかなり時間を要するようです。

さらに試験に合格してもFBIアカデミーでの研修を卒業しなければなりません。

FBIアカデミー公式サイトによると

彼らは、米国で最も厳格で選択的な申請プロセスの1つで、志を同じくする何十万人ものアメリカ人と競争してきました。

https://www.fbi.gov/services/training-academy/new-agent-training

FBIアカデミーでの研修までに何十万人もの人がふるいにかけられていることがわかります。

この超難関試験に合格したらFBIアカデミーで20週間にわたる超過酷な研修を受けることになります。

FBIアカデミーとは

1972年にバージニア州郊外のクアンティコに広大なキャンパスが開設されたFBIアカデミー。

ここでは過酷な20週間の研修が繰り広げられています。

座学、防御戦術、実地訓練、銃訓練などありとあらゆる想定で訓練をしています。

なんと架空の町を作って実践研修も！

Hogan’s Alleyでは、新しいエージェントに最新の戦術技術を教え、現実的でストレスの多いシナリオに没頭します。そこでは、正しい決定を下すために、基本的な戦術、調査技術、銃器のスキル、防御戦術を組み込むことが期待されます。彼らはテロ活動を調査し、逮捕を計画して行い、犯罪現場で証拠を処理し、インタビューと捜索を行い、保護として弾道シールドを使用し、安全に侵入できるように戦術的に「クリア」なエリアを使用し、「免疫」銃撃戦に参加します。犯罪者」、すべて「悪者」と無実の傍観者の両方を演じるために私たちが雇った地元の俳優の助けを借りて。

https://www.fbi.gov/services/training-academy/hogans-alley

ホーガンズアレイという架空の町で実地訓練が行われています。

ホーガンズアレイでは「町唯一の銀行が週２回も強盗に会うほど、犯罪が多発しテロリストが潜む町」なのだそうです。

FBIアカデミー卒業後、晴れてFBI各地へ配属されます。

まとめ

FBI捜査官に日本人はなれるのか？というテーマで調べてみました。

結論、日本人ではFBI捜査官にはなれません。

海外ドラマの中にはFBI捜査官が溢れていますが、実際は超難関超エリート集団だということがわかりました。

『Xファイル』のモルダー・スカリーも、『24』のジャックも、『ホワイトカラー』のピーターも、『ナンバーズ』のダンもみんなすごい人だったんですね。