もう読んだ?SATC原作本!

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ドラマSATC(セックスアンドザシティ)に原作本があるのはご存じでしょうか?

この記事ではSATCファンの方には是非読んでほしい、原作本キャンディス・ブシュネルの『セックスとニューヨーク』についてご紹介します!

知れば知るほど面白いSATCの世界!新シーズンを待つ間にこの本を堪能するのもおすすめです!

管理人
管理人

『セックスとニューヨーク』が面白くて、夜ご飯を作るのを忘れるほど夢中になって読んでしまいました。

SATC原作本『セックスとニューヨーク』とは

SATC原作本『セックスとニューヨーク』とは、ニューヨークで日曜日発行の新聞『ニューヨーク・ザ・オブザーヴァー』に掲載されたノンフィクションのコラムを集めて書籍化したものです。

パンダさん
パンダさん

『ニューヨーク・ザ・オブザーヴァー』 ハ アメリカ合衆国デ 発行サレテイタ 週刊ノ新聞デス。印刷版ハ 2016年ニ 廃止サレテイマス

私の手元にある翻訳された文庫本は、2000年12月に早川書房より発行されています。

25話構成であとがきまで含めると383ページ。

ニューヨークという大都会に暮らす独身男女の生活と関係をユーモラスに大胆に語られています。取材した内容な実体験をコラム風に書かれていますが、読んでいくうちに小説を読んでいるように引き込まれていきます。

内容は、お酒が入っていい感じになった時、仲の良い友達と話すきわどい内緒話といった感じです。

キャリアを積んだ大人の独身女性のセックスライフやニューヨークで生活する人(主にセレブ)がどのように暮らしているのか、そして男女の暗黙のルールのようなものがわかります。

こんなに赤裸々な会話を知ってしまっていいのか、ニューヨークの人は本当にこんな生活をしているのか、驚きと発見と好奇心を刺激される内容です。

華やかで楽しそうに見える人たちのようですが、そうではない部分も垣間見ることができ、建前だけではないニューヨーカーを知ることができます。

SATC原作本『セックスとニューヨーク』とは
管理人
管理人

SATCの原作が新聞のコラム記事だったなんて、驚きです!

2021年に公開されたSATC(セックスアンドザシティ)続編にあたる新シーズンの『アンドジャストライクザット/セックスアンドザシティ新章』の原作と言われる本も出版されています。

大和書房から出版されているキャンディス・ブシュネル著『25年後のセックス・アンド・ザ・シティ』は、ジェーン・スーさんが序文で絶賛されていましたよ!

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SATC原作者キャンディス・ブシュネルってどんな人?

『セックスアンドザシティ』の原作本を手に取ったことがある人は多いかもしれませんが、その著者であるキャンディス・ブッシュネルについては、あまり知られていないかもしれません。

キャンディスは、アメリカの小説家・コラムニストで、ニューヨークを拠点に活動しています。

【経歴】
・1959年コネティカット州グラストンベリー生まれ
・ヒューストンのライス・ユニヴァーシティを卒業
・ニューヨークに始めて滞在したのは大学時代
・1994年~ 2年間『ニューヨーク・ザ・オブザーヴァー』 に『Sex and the City』というタイトルでコラムを掲載

「セックスアンドザシティ」は、キャンディスの代表作であり、彼女のコラムが元になっていることは知られています。そのほかにも、キャンディスは、『リップスティック・ジャングル』や『トレーディングアップ』など、女性を主人公にした小説を多数執筆しています。

キャンディスの作品に共通するのは、現代女性たちが直面する悩みや問題をリアルに描き、その中で個性的な女性たちが自分らしく生きることの大切さを訴えかけていることです。

管理人
管理人

当時の同僚が

「キャリーとキャンディスはそっくり」だと言ってたそうですよ。

パンダさん
パンダさん

キャンディス・ブシュネル サン モ キャリー同様「マノロ・ブラニク」ノ 靴ガ オ気ニ入リ デス

キャンディス・ブッシュネルと『セックスアンドザシティ』の主人公キャリー・ブラッドショーには、いくつかの共通点があると言われています。

まず、キャンディス自身がニューヨークを拠点にしており、キャリーも物語の舞台をニューヨークに設定していることから、両者は同じ環境で生活しているという共通点があります。

また、キャンディスは自身の経験を元に小説を書いており、キャリーも自身の経験を元にコラムを執筆するという設定で描かれています。両者とも、都会の女性としての経験や観察力を生かして、自分なりの視点で生活や人間関係について深く考えているという点も共通しています。

キャンディスが自身の経験を元に書いた小説が、多くの女性たちに共感を呼び、社会現象にまでなったことから、キャンディス自身もキャリーと同様に、現代女性たちのライフスタイルや悩みについて深く考えることができる人物であると言えます。

作家でフリージャーナリストでテレビプロデューサーの肩書を持つキャンディス・ブシュネルは、まさにリアルにSATCを生きている人と言えるでしょう。

原作のなかのセックスアンドザシティの登場人物たち

原作『セックスとニューヨーク』のなかでは、ドラマSATCのメンバーたちはどのように描かれているのでしょうか。

この本にはたくさんの登場人物がでてくるのですが、キャリーとミスタービックの関係はドラマSATCそのもののように感じました。

原作では、キャリーはウエーブのかかった黒髪で32歳という設定で、ケーブルテレビの重役のミランダと、38歳で広告会社を経営しているサラと、投資銀行員で34歳既婚者のベルと、主に一緒にいます。

サマンサはキャリーの親友、40代映画製作者として登場します。

管理人
管理人

ドラマで見たエピソードがチラホラでてくるので

興奮しました!

SATCの原作は、現代女性たちが抱える悩みや問題をリアルに描き、それを軽妙なタッチで表現した、面白い作品でした。

物語の中で、4人の個性的な女性たちが、恋愛や仕事、友情、そしてセックスについての悩みや冒険を繰り広げていきます。キャラクターたちはそれぞれに魅力的で、読者は彼女たちに共感しながら物語に没頭することができます。

原作は、ドラマSATCで描かれなかったストーリーや、よりタブー的なテーマを扱っている点も注目に値します。また、ニューヨーク市を舞台にしているため、都市の美しさや魅力的な文化を感じることもできます。

この原作を読めば、現代女性たちが抱える問題についての理解が深まるとともに、読書を通じて軽快な気分を味わうことができます。

ぜひこの機会に、SATCの原作を手に取ってみてください。きっと新しい発見があるはずです!

まとめ

SATCの原作本である、キャンディス・ブシュネル著『セックスとニューヨーク』について紹介しました。

最初はSATCっぽさがほとんどなく、ニューヨーカーたちのきわどい話を聞かされているような気分だったのですが、読み進めるにつれSATCを見ているときの高揚感を味わえました。

登場人物が多く、すべてを解読することはできませんでしたが、大都会のニューヨークでも、私が住んでいる日本の片田舎でも、独身男女に共通する、なんとなく寂しい思いのような部分もあり(全く異世界な出来事が多かったのですが…)のめり込んで読み終えました。

テレビドラマのなかのSATCのような華やかな世界、というより、ニューヨーカーの独身男女のルールや、キャリアを積むためにやってきたばかりの若い世代が通るツライ通過儀礼のようなもの、華やかさよりもニューヨークの決まり事といった面白い世界を覗き見ることができました。

SATCの原作本について内容を簡単にご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

私はこの本を読んでSATCを別角度から見ることができ、またSATCマニアに近づけた…と思っています。そして本と照らし合わせて、もう一度ドラマを見なおしたくなりました。

原作は、NYの実際にあるレストランやバーの名前や地名がでてきます。詳しい描写が少ないので実際に知らないと雰囲気も伝わりにくい描写もあったので、より理解する為には、ネット検索が必須です。

一方、ドラマは映像で雰囲気が把握できることに加え、ファッションや小物、住んでいる部屋などで登場人物のキャラをわかりやすく表現しているので、頑張らずに楽しめる、というメリットがあります。

こんなにワクワク、楽しくさせてくれるSATCも原作も最高です!

原作もドラマも映画もそれぞれの楽しみ方があるSATC、いろんな楽しみ方のあるSATCの世界を、ぜひ体感してみてください!

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本ページの情報は2023年5月時点のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。

この記事を書いた人
海外ドラマ専門ライター 兼 研究員 M(エム)

海外ドラマ専門ライター 兼 海外ドラマ研究員のM(エム)です。NHKで放送されていた海外ドラマにハマることかれこれ30年。『アリーmy love』『Xファイル』『24』『ER』『フレンズ』などに始まり、今では1カ月に約100話視聴するほどの海外ドラマ好きです。DVDレンタルを脱却し、最近では苦手だった動画配信サービスを使えるまでに成長!快適な海外ドラマライフを送っています。「私がハマったドラマの魅力を余すことなく伝えられるようになりたい!海外ドラマ好きを増やしたい!」という思いで活動しています。※当メディアはプロモーションを含みます。アマゾンアソシエイトとしても適格販売により収入を得ています※

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