実話という情報だけをもって映画『大統領の料理人』を見ました。
賛否両論ある映画ですが、私はほっこり温かいものを感じる、いい映画だと思いました。
実話映画『大統領の料理人』のネタバレなしのあらすじと感想をまとめます。
この映画は今から約30年前のフランスが舞台です
映画『大統領の料理人』のあらすじ
南極基地の料理人として働くオルスタンス(カトリーヌフロ)の現在と、大統領の料理人として働いていた時の回想シーンが繰り返されながら物語が進みます。
南極に来る前、片田舎で料理人をしていたオルスタンスは大統領の料理人として大抜擢され、パリの大統領官邸エリゼ宮殿へ招かれます。
そこで大統領専属料理人として、大統領の食事や個人的なパーティの料理を任されることに。
しかし宮殿にはメインの調理場が別にあり、仕事を奪われたシェフたちの意地悪から孤立しながら奮闘し大統領の信頼を勝ち得ていく姿が描かれています。
実話ならではの、求める答えがないストーリー展開ですが、実話だからこそ心に染みる物語です。
ストーリーは全く違いますが、この映画を見ていて『アメリ』を思い出しました
映画『大統領の料理人』の3つのみどころ
この映画を見るなら、夏のカラッといいお天気の日より、梅雨の雨の日や寒い冬の日のようなゆっくりした時間が流れているときに見るのがオススメです。
実話だからこそ面白い
この映画はフランソワ・ミッテラン大統領のもとで専属料理人として仕えた女性料理人ダニエル・デルプエシュの物語です。
あからさまな男性社会やスッキリしないシーンもありますが、それでも懸命にプロの料理人として使命を果たす凛とした姿がかっこよくもあり切なくもあります。
さらにミッテラン大統領がとっても紳士的で可愛くて、信頼を勝ち得たいと思わせるような人柄に描かれています。
大統領が調理場にやってきてオルスタンスと二人でおしゃべりするシーンがあります。
「いじめられているみたいだね、私もだよ」なんて可愛いセリフ、普通に似合うのが素敵です。
「逆境だからこそ頑張れる」と言ってくれるシーン、私は好きでした
”美味しそう”が満載
美味しそうなフランスの家庭料理が続々と登場します。
美しいお皿に盛られた素朴だけど美味しそうな料理は見ているだけでお腹がすきます。
パイを切る音、運ばれていくデザート、エリゼ宮殿の料理はもちろん、南極基地での料理もすべてキレイで美味しそう!
レシピを読み込んで暗記するほど料理好きな大統領とオルスタンスの会話さえ美味しそうに聞こえます。
目だけでなく耳でも楽しめます
景色がキレイ
荒れ地のような南極の物寂しい景色とパリの宮殿や華やかな街並みが交差する映像は、それぞれをより引き立てていました。
映画に出てくるエリゼ宮殿ですが、本物のエリゼ宮殿(写真でしか見たことはありませんが)そっくりです。
フランス映画らしく、どんより曇った雰囲気のパリの風景でしたが、それがまた宮殿内の明るさを際立たせていたように感じます。
フランス旅行したくなります
映画『大統領の料理人』が見れるのは?最新配信状況!
映画『大統領の料理人』の配信状況は以下の通りです。
動画配信・レンタルサービス | 配信状況 |
---|---|
Hulu | ◎ (見放題) |
Amazonプライム | △ レンタル |
U-NEXT | ◎ (見放題) |
Disney+ | × 配信ナシ |
映画『大統領の料理人』を見放題(無料)で配信しているのはHulu(フールー)とU-NEXT(ユーネクスト)です。
どちらも無料お試し視聴できるサブスクですが、おすすめはU-NEXTです。
なぜならhuluの無料お試し期間は2週間に対し、U-NEXTは31日間も無料でお試し視聴できるから。
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まとめ
実話映画『大統領の料理人』のネタバレなしのあらすじと感想をまとめました。
「つまらない」という口コミの多い映画ですが、私は好きでした。
オルスタンスのパールやビジューのクルッと結んだロングネックレス、個人的にはマネしたいと思っています。
場面によって服装や表情が違うのも是非チェックしてみてください。
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